過払い金請求を行ってもブラックリストには載りません

借金返済時に払い過ぎたお金の過払い請求をすると、ブラックリストに載ってしまう、といまだ思っている人も多いです。

ブラックリストというものが存在することはありません。 しかし、信用情報機関に事故情報(クレジットカードの遅延や債務整理・自己破産などのお金の事故に関する情報全て)が載った人は、“ブラック”と呼ばれて新規の融資が受けられなくなったり、クレジットカードを作ることができなくなったりします。 要は、金融事故を起こしたという情報が記載されているリスト=ブラックリスト、と思っておいて下さい。

以前は、過払い請求をおこなうと『契約見直し(コード71)』という情報が信用情報機関に登録されていました。 これが登録されてしまうと事故情報として扱われ、上記の事故情報が載っている時と同じく新規借入・クレジットカードの作成が困難になっていました。

しかし、この『契約見直し(コード71)』情報の登録は、2010年4月に廃止となっており、過払い請求をしたことによってブラックリストに載ってしまう事態はなくなりました。 ちなみに、それ以前に『契約見直し(コード71)』情報が登録されていた人からも、その情報は削除されたようです。

ただし、過払い請求をおこなうことでブラックリスト入りしてしまう例外的な人も中にはいます。

過払い請求を行ったが、過払いではなかった人

この場合、『債務整理(コード32)』という情報が信用情報機関に記載されます。 過払い請求したけれど過払いではなかった人は、借入残額は減少しますが、結果的に過払いではないため債務整理をおこなったと見なされてしまいます。

そのため、『債務整理(コード32)』の記載がされてしまうのです。 『債務整理(コード32)』の情報が一度載ってしまうと、5年間は信用情報機関にそれが登録された状態となってしまいます。

返済途中の過払い請求をした人(一時的)

返済中に過払い請求をおこない、過払いになっていたとしても、一時的に『債務整理(コード32)』の情報登録がされることもあるようです。 ただ、過払い金請求が完了した段階でこの情報は消去されるようなので、安心して下さい。一時的にブラックになるというだけです。


低収入なのに遊び過ぎ!でもなんとか借金返済

年収は200万円にも満たない低収入です。

会社の寮に入り、格安な社員食堂で食事も賄えたので気をつければ生活はできていました。 しかし自分の身の丈に合わない遊びをしてしまい、借金を作ってしまいました。 飲みに行くのはもちろんのこと、たまには高級なバーに行ってみました。 そんな生活をしてしまい、借金は100万円近くになりました。

こうなると借金返済も大変です。 年収の3分の1以上は借りられないはずなのに、なぜか借金は100万円になっています。 多分、借りるときにちょいちょい年収をごまかしていたか、銀行の借入があるせいなのかでしょう。 自己破産しようかどうか悩んだのですが、ここは心を入れ替えて借金返済することにしました。

親は既に年金暮らしですし、兄弟は結婚したばかりです。 とても家族には頼れません。 一切の無駄遣いを止め、アルバイトもして1年間で完済することができました。 体は非常にきつかったのですが、借金返済が終わったことで気分は楽になりました。

贅沢をするために無理して無駄遣いし生活が圧迫してしまうのは、本当にバカなことです。 それならできる収入を得るための努力が必要だなと思っています。 なので、今は将来のためのスキルアップを考えています。 転職のために資格を取るのか、転職して仕事を覚えていくのかどちらがいいか思案中です。 今はまだ年収200万円の低収入ですが、今後転職をして少しずつ収入が上がっていければいいなと思っています。 [追記]

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