競馬にお金をかけ過ぎたために
20代の頃、借金ができました。
これは私の友人の話です。 その友人は大の競馬好きでした。 毎週土日は競馬場へ行き、競馬を楽しんでおりました。 私はその友人と一緒によく東京競馬場に行っていました。
私と友人は1レースから参加し、有料席で観覧する等、結構お金をかけて楽しんでいたのです。 最初のころは100円で馬券を購入していたのですが12レースになると、その日の負けを取り戻そうとして、12レースだけでも1万円くらい投資してしまっていました。 負ける日は2万円の負けでした。 勝てる日はちょこちょこ小さい勝ちを積みかさねる感じでした。
ギャンブルの鉄則として、勝てるときに大きく儲ける、これがすべてになります。 つまり、1勝9敗でもいいというのはこのことになります。 パチンコも同じです。 博打で勝つ方法はこれしかないと思っています。
しかし、私の友人はこの原則を知らないのか認めたくないのか、結局は自己流で借金を増やしていきました。 その友人とは15年くらい付き合っておりますが、付き合いたての4年目くらいでお金を貸してと言われるようになりました。
たまには良いかと思った私は1万円貸しました。 たまたま、馬券が的中し、すぐに返してもらいました。 そのときにその友人が私に打ち明けてくれました。
俺には「消費者金融の借金が200万円」あるとのことでした。 私はびっくりしました。 てっきり仕事をしているのかと思ったらバックレたりして仕事を転々として、土日は競馬をやっていたのです。
消費者金融に多額の借金
借金はアコムに50万円、プロミスに50万円、アイフルに50万円、三井住友カードのキャッシングで30万円、シティカードのキャッシングで20万円とのことでした。
現在では滞納しながら払っているとのことで、もう払えないとも言っていました。 現在、友人は法テラスというところに債務の整理ということを相談しに行きました。 どうやら解決策があったようです。
債務の圧縮と過払い金とのことでした。 要するに法律に基づいて、多く払ったものや払いすぎた利息分の再計算をするということでした。
それにより、弁護士さんには40万円支払い、案件の処理をしてもらったようです。 弁護士さんに40万円を払い、債務整理では最終的に60万円まで支払が減ったとのことで喜んでおりました。
60万円を毎月、2万円で30ヶ月払っていくことで完結しました。