返す当てがないならお金を借りない事
借金とはお金を借りることです。
しかし借りたら返さなければなりませんので、実際の借金というものは、お金を借りて返すことだと考えるべきです。 このように、借りることと返済することとをセットで考えてこそ、借金の本質をより正確に言い表すことができるのです。
また、お金を借りたら返すのですから、当然、返済する当てがあってこそ借りることができるのです。 もしも返済する当てが全然無いのにお金を借りるとすれば、それはもはや借金ではなくて詐欺と呼ぶべきです。
では借りたお金を返す当ては、一体何%あれば良いでしょうか。 100%返す当てがあるなら、安心して借りられます。
逆に100%返す当てが無いなら、絶対に借りてはいけません。 返す当てが100%と0%の時は、結論は明らかです。
借りるべきか借りないべきか、白黒はっきりと簡単に判断できます。
融資審査により返済可能かを判断
問題なのは、1%から99%のグレーゾーンです。
もしも1%でも返済する当てがあれば、お金を借りても良いのでしょうか。 それとも最低でも過半数の51%以上なければ借りてはいけないのでしょうか。
このグレーゾーンに対する判断は、白黒はっきりしません。 きっと人それぞれ様々な考え方があって、結局、借りるか借りないかの最終判断は本人が決めることになるのでしょう。
しかし、お金を貸す側の立場で考えれば、返済する当てが100%ある人にしか貸したくはないはずです。 だからこそ銀行ローンや貸金業者などには必ず審査があるのです。
金融機関はその審査によって、お金を貸したら100%間違いなく返してくれる人かどうかを可能な限り入念にチェックするのです。