現代は物が溢れている
世の中にはモノが溢れかえっています。
そして、モノはお金を出せばいつでも自分のものにすることができます。 特に現代は情報社会で、流行品はリアルタイムで情報が手に入り、爆発的に流行し、我先と手に入れる社会が現代です。
身の回りの生活を見ても、つい数年前は携帯電話だったのが、今やスマホが当たり前です。 また、ブラウン管テレビは、国策で一斉にデジタルテレビに移行しました。
車も今や半数近くがハイブリッド車や電気自動車になろうとしています。 世の中が、新しいモノであふれれば、たとえ収入が少なくとも、物欲が生じてしまうのは、ある意味仕方のないことかもしれません。
収入が少なく、またストックも少ない人が、モノを手に入れるには借金しか方法はありません。
借金をしない為には、身の丈に合った生活が大事
しかし、お金を貸すほうもただでは貸すことはできないので、そこは貸出金利をつけて貸すこととなります。
この貸出金利は利息制限法で、10万円から100万円までは年18%、出資法で年29.2%が上限と定められており、現在では、銀行やクレジットカード会社では年15%が主流となっています。
しかし、銀行の定期預金が0.1%から0.2%の時代ですので、貸出金利はその100倍以上の金利を支払わなくてはならないのが、借金の恐ろしいところです。 特にクレジットカードはスライド式リボルディング支払いのような金利負担にあまり気づかせないで、金利を負担させるような方法で、借金を気づかせません。
モノが欲しくて、お金を借りると、残るは金利のついた負債だけです。 100万円を借りれば、1年後には15万円もの金利分を負担しなくてはなりません。 10年続けば150万円になってしまいます。
こうした無駄な出費を減らすには、モノを求めないようにするのが一番です。 収入に見合った暮らしをするのが、長い人生で見たとき、大きな財産となって結実します。
背伸びしないで生活することが、借金をしないで暮らす一番の対処方法です。