景気悪化により、世帯年収が大幅低下
私が借金返済に苦しむようになったのは、40代になってからです。
20代前半で年収は平均以上、この先給料も上がると見込んでいました。 住宅ローンも早く返したい一心で、15年ローンを組みました。
共働きで妻もしっかりと稼いでいたので、生活には余裕がありました。 順調に進むと思っていたのですが、そううまくは行きませんでした。
景気が悪化、わが社もその煽りを受けて経営不振になりました。 周りの中間管理職は続々とリストラにあっています。
私はリストラこそ免れたものの、ボーナスは激減しました。 知人からはまだボーナスがあるだけましだと言われました。
また、妻が大病を患いこれまでの会社を退社、体調は戻ったものの元の会社への復職は無理でした。 パートに出ていますが、以前と比べると半分以下の収入です。
住宅ローンの返済負担
かなりキツキツに組んだ住宅ローンと保険の支払いで、我が家は崩壊寸前です。
支払い分が足りなくなり、借金をすることもありました。 借金返済をし、さらに保険と住宅ローンも支払っています。
これまでの保険は思い切って解約し、最低限のプランをネット保険で加入しました。 返戻金で住宅ローン以外の借金の返済をしました。
でもこれから住宅ローンをどうやって支払っていくかが問題だったので、借り換えで期間を延長することにしました。 これでなんとか生活できるようにはなりましたが、決して油断はできません。
若い時の状態がずっと続くと思い、無理な借金返済計画を立ててしまったのが間違いだったと思います。